この2日間、朝から夜まで「クロードコード(Claude Code)」というAIと向き合っていました。これはその激闘の記録です。
結論から書くと、「私の分身」と呼べるAIが、自分のMacの中に誕生しました。
うさ美覚さん、本当にお疲れ様でした!はじめの頃と今で、別人のようにレベルアップしましたね。



いやー、本当にヤバい2日間だった。でも、この達成感はすごいよ。
HP・LP制作の時の「私の考え方」を覚えてくれて、ブログまで自動で下書きしてくれる仕組みが完成しました。ちなみにこの記事自体、その分身がWordPressに下書きしてくれたものを公開しています。
ただ、ここまで来るのに本当にいろんな初体験がありました。未来の私が読み返した時に「あの頃の自分、頑張ってたな」と笑えるように、順番に書いておきます。
今日までやったことの全体像
ざっくり言うと、こんな感じです。
- クロードコードという、黒い画面(ターミナル)で動くAIをMacに入れた
- そのAIに、私の性格・仕事のルール・ブログの書き方を3層に分けて覚えさせた
- 「人格用」「Web制作用」「ブログ用」と、目的別に分身を作り分けた
- WordPressに自動でブログを下書きする仕組みを作った
- 吹き出し会話形式に対応するため、3キャラクターを設計・登録した
文字にするとたった5行ですが、実際は何度も壁にぶつかって、AIに助けてもらって、ようやくここまでたどり着きました。
クロードコードって何?普通のClaudeと何が違うの?



覚さん、そもそも普通のClaude(白い画面のアプリ)とは何が違うんですか?



一番の違いは「Macの中で実際に手を動かしてくれるかどうか」なんだよね。
今まで使っていた白い画面のClaudeは「相談に乗ってくれる優秀なコンサルタント」です。それに対して、クロードコードは「実際にファイルを作ったり、作業をしてくれる優秀なスタッフ」みたいなイメージです。
そして決定的に違うのが、「CLAUDE.md」という記憶ファイルに、ルールや判断軸を保存できること。これがあるおかげで、毎回ゼロから自己紹介しなくても、私のことを覚えた状態で立ち上がってくれます。これが「分身を育てる」ということの正体でした。
最初の難関、ターミナルが分からない
まずクロードコードを入れるには、「ターミナル」というMacの標準アプリを開く必要がありました。これがもう、私にとっては未知の世界。
黒い背景に文字を打ち込んで、パソコンに直接命令を出す画面です。開いただけで「自分、何やってるんだろう」とちょっと笑ってしまいました。美容室の予約管理画面とはまったく違う世界が、自分のMacの中にあったんです。
最初に試した命令(コマンド)は claude --version。でも当然「そんなコマンドは見つかりません」とエラーが出ました。まだ入れてないから当たり前なんだけど、この時は「やばい、Mac壊した?」と本気で焦りました。
Node.jsとnpmって何?という疑問
クロードコードを入れるには、その前に「Node.js(ノードジェイエス)」というものが必要でした。
これも初耳でしたが、調べてみると「プログラムをMacの中で動かすための土台」みたいなものらしいです。公式サイトからダウンロードして、これはすんなりインストールできました。
node --version というコマンドを打って、v24.15.0 と数字が出た時は、小さくガッツポーズをしました。
権限エラーで詰まる
土台ができたので、いよいよクロードコード本体をインストールします。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
このコマンドを打ったら、赤い文字で「EACCES」というエラーがズラズラ出てきました。



うわ、また壊した!って心臓が止まりそうになったよ。



あはは!でもそれは、Macのガードマンが「勝手に書き込んじゃダメ!」って守ってくれただけなんですよね。
解決策は、コマンドの先頭に sudo という魔法の言葉を付けるだけでした。これで「パソコンの持ち主(管理者)として実行するよ」という意味になります。
パスワードを聞かれるのですが、キーボードを叩いても画面に文字がまったく出ません。これもセキュリティのための仕様なんですが、最初は本当に戸惑いました。
ついにインストールが完了して、2.1.141 (Claude Code) と表示された瞬間、ようやくスタートラインに立てた気がしました。
いよいよクロードコード起動
claude と打ってEnter。
画面が切り替わって、可愛いロボットのキャラクターと一緒に「Welcome back 高品 覚!」と表示されました。



この瞬間は、マジで感動した。やっと会えた!って感じ。
ちゃんと私のアカウントで動いているのを確認して、専用の「作業用フォルダ(部屋)」を作って、そこでAIを立ち上げるように設定しました。
CLAUDE.mdという「分身の脳みそ」
ここからが本番です。クロードコードには、私のプロフィールやルールを書いておく「CLAUDE.md」という記憶ファイルがあります。
私が作ったのは、3つの記憶ファイル。
- 人格用CLAUDE.md:「私という人間」の基本情報
- HP・LP制作用CLAUDE.md:仕事の判断軸
- ブログ用CLAUDE.md:ブログを書く時のルール
人格用には、こんなことを書きました。
- 美容室経営9年目。独立1年目の失敗から「学びを積み重ねること」を大事にしている
- 「結論を先に」「小学5年生でも分かるように」答えてほしい
- 分からないことは専門用語を使わず、補足してほしい
これを書いた後に話しかけると、本当に私の性格を理解した返事をしてくれるようになったんです。当たり前かもしれませんが、すごく嬉しかったです。
HP・LP制作用の「専門家」を育てる
次に、Web制作のお仕事用の分身を作りました。ここには、私が仕事で大事にしている「軸」を書き込みました。
- デザインの好みは押し付けず、お客様に合わせる
- でも「読みやすさ」「信頼感」「スマホでの見やすさ」は絶対に守る
- 美容室経営で培った「お客様に合わせて提案する」スキルを活かす



美容師さんのカウンセリングと、Web制作のヒアリングって、実はおんなじ構造なんですよね!
そうなんです。お客様の悩みを聞き出して、それに合わせた提案をする。これは他のWeb制作者にはない「私の強み」なので、AIにもしっかり覚えてもらいました。
パスワードを世に出しちゃった事件
ここで、忘れられない「やらかし」エピソードです。
ブログを自動投稿するために、WordPressの「専用パスワード」を発行しました。それをAIに渡す作業の途中で、なんとそのパスワードがバッチリ映ったスクリーンショットをチャットに送ってしまったんです。



「ストップ!緊急対応が必要です!」って言われた時は、血の気が引いたよ…。
でも、このパスワードは「漏れても1分で無効化して、新しく作り直せる」安全な仕組みになっていました。すぐに無効化して、被害はゼロで済みました。
「パスワードは絶対にチャットや写真に残さない」
「.envという秘密の金庫ファイルにだけ書く」
プロのエンジニアも通る道らしいですが、気づいた瞬間にすぐ対処できたので、自分を責めずに前へ進みました。
テスト投稿、成功
すべての準備が整って、いよいよテスト投稿のコマンドを実行しました。
画面に「成功しました。」の文字が出て、WordPressのURLが表示されました。恐る恐る開いてみると……確かに「テスト投稿」という下書きが作られていました。
黒い画面(ターミナル)から、自分のブログに記事が自動で作られる。初めて見た時は、本当に感動しました。
吹き出し会話形式への進化
そして翌日、「シンプルに記事が投稿できるだけじゃなくて、もっと読みやすくしたい」と思いました。
具体的には、こうやって吹き出しで会話を入れられる形式。



こうやって会話が入ると、グッと読みやすくなりますよね!



僕みたいに、文章ばかりだと途中で読むの疲れちゃうタイプには本当ありがたいです…
そのために、3キャラクターを設計・生成しました。
- うさ美(うさぎ):助手・進行役・初心者代弁
- トラ吉(虎):読者代弁・経営に悩む職人オーナー
- タカシナ(実写):私自身、語り手
キャラ設計は予想以上に頭を使う作業でした。「単に可愛いキャラを作る」じゃなくて、「サイトのコンセプトに合うキャラを役割別に設計する」という発想でやりました。
トラ吉については、実は「強そうな見た目なのに、経営に悩んでいる」というギャップを意図的に作っています。読者の方が「これ、自分のことだ」と感情移入できるようにしました。
振り返って思うこと
正直、AIに何かをやってもらうって、もっと「魔法みたいなボタンをポチッと押すだけ」だと思っていました。
でも実際は違いました。自分の頭の中にある「判断の軸」を言葉にして、AIに渡して、何度も会話して育てていく。魔法というより「スタッフの教育」に近いです。
美容室を9年経営してきて、接客のコツや、失敗から学んだ基準がたくさんあります。今までは私の頭の中にしかなかったそれが、今回初めて「文字」になって、AIの分身に引き継がれました。
純資産1億円、毎月100万円の自動収入の仕組み化。今やっていることは、その目標にまっすぐ繋がっている気がします。分身が増えれば、私一人の時間以上の価値が生み出せるからです。
これからやること
ここで力尽きそうですが、これからも分身を育てていきます。
- HP・LP制作の仕事が入ったら、分身と一緒に進めてみる
- 美容経営記事を書く時は、トラ吉と一緒に「悩み相談形式」で書く
- 仕事をするたびに「CLAUDE.md」に学びを書き足して、さらに賢くする
完璧は目指しません。実際に使いながら、育てていけばいいんです。
結論:AIは「自分の働き方」を映す鏡
クロードコードは、ただの便利なツールではなく「自分の仕事への向き合い方を言葉にするツール」でした。
プログラミングの知識がなくても、美容師として、経営者として長年やってきた「言葉にする力」があれば、AIはちゃんと育ちます。
最初はターミナルすら知らなかった私が、ブログを自動投稿し、こうして吹き出し付きの記事を作れるようになりました。短期間でここまで変われるなら、3ヶ月後、半年後の自分はどこまで行けるんだろうとワクワクしています。
未来の自分がこの記事を読んで、「あそこからすべてが始まったんだな」と笑ってくれますように。今日も一歩、前に進めました。






コメント