トラ吉覚さん、4連休もしたら、休んだ分を取り返すために初日から仕事を詰め込んだ方がいいのでしょうか?
経営者だと、休んだあとほど焦りませんか?



私は焦りやすいです。
やろうと思えば、求人も労務も経営ログも現場のことも、いくらでもあります。
でも今回は、休み明けだからこそ、まず普段の生活と仕事のリズムへ戻すことを大切にしました。



一気に遅れを取り返すより、通常運転へ戻ることが先なんですね。
今回は4連休明けの一日から、仕事の優先順位について振り返ります。
2026年8月15日は、4連休が終わり、仕事へ復帰した一日でした。
ここ数日は、宇都宮への移動、妻の実家での家族との時間、サウナや休息、そして少しの求人制作と、普段とは違う過ごし方をしていました。
この日は、そこから通常の生活と仕事へ戻る日でした。
朝は5時30分頃に起床し、プロテイン、軽い筋トレ、朝食、家族のお弁当作りと、いつもの朝のルーティンへ戻しました。腰の痛みが残っていたので、筋トレは無理をしすぎない範囲で再開しました。
「休み明けだから、何か特別なことを一気に進めなければいけない」とはしませんでした。それでも、求人LPは想定より前へ進み、経営ログも一本更新できました。
結果的に、通常運転へ戻すだけでも、ちゃんと未来は進んでいると感じられた一日でした。
休み明けに必要なのは、休んだ分を一日で取り返すことではありません。まずいつもの生活へ戻り、その日の自分にしかできない最重要の仕事を一つ進める。それで十分なのだと思いました。
4連休が終わり、いつもの朝へ戻った
5時30分に起きるところから再開した
この日の朝は、5時30分頃に目が覚めました。
連休中は起きる時間も少し遅めで、家族との時間や移動を優先していたので、久しぶりに「いつもの起床時間」でした。
起きたあとは、プロテインを飲み、軽い筋トレを行いました。ここ最近は腰の痛みが少し出ていたので、無理のない範囲で体を動かすところから始めました。
特別なことをするのではなく、いつもの流れへ静かに戻していく感覚です。
朝食とお弁当を作ると「日常に戻った」と感じる
その後は、朝食を食べて、家族のお弁当を作りました。
この、朝食を作って、お弁当を作って、仕事の準備をするという一連の動きが再開すると、「あ、日常に戻ってきたな」と実感します。
特別な朝活をしたわけではありませんし、他の方に「早起きした方がいい」と言いたいわけでもありません。私の場合はこの朝の流れが、気持ちを整える手がかりになっています。
派手なことをしなくても、いつもの朝を取り戻せた時点で、その日はもう十分に前へ進み始めていると感じます。
休み明けだからと、全部を取り返さない
やることはいくらでもある
正直に言うと、今の私には、やりたいこと・進めたいことがたくさんあります。
すぐ思いつくだけでも、次のような課題があります。
・求人媒体の内容整理
・求人LPの制作
・労務や勤務時間の見直し
・スタッフさんの売上を伸ばす仕組みづくり
・経営ログの更新
・日々の現場対応
・集客まわりの改善
・2027年1月頃を目安にした採用準備
これを全部並べると、それだけで気が遠くなります。
休んだことを理由に仕事を増やさない
4日休んだあとに、5日分の仕事を1日で片づけようとする気持ちが、正直、少し湧いてきます。
ただ、その気持ちで動くと、たいていの場合、どの仕事も中途半端になります。
結果として、「たくさん動いたのに、進んでいる感覚がない」という状態になりやすい。私自身、過去にそういう日を何度も経験してきました。
休んだことへの罪悪感や焦りで仕事を選ぶのではなく、今必要な仕事を選ぶ。
これは、今回の休み明けにあらためて自分へ言い聞かせたことでした。
【自店に置き換えて考える:休み明けの働き方】
・休んだ分を一気に取り返そうとしていませんか?
・最初の日から予定を詰め込みすぎていませんか?
・通常の生活リズムへ戻すことを優先できていますか?
私自身も、まだ試行錯誤している途中の問いです。



でも、経営者なら休んでいる間にも仕事はたまりますよね?
早く追いつかないと不安になりませんか?



不安にはなります。
ただ、全部を今日終わらせようとすると、結局どれが本当に重要なのか分からなくなります。
だから私は、まず今日の最重要事項を一つ進めることを意識しています。
現場へ戻ると、売上もまた動き始めていた
休み中は千葉の悪天候もあった
今回の連休中、千葉のあたりでは大雨や悪天候が続く場面がありました。
お店の予約や来店の動きにも、少し影響が出ていたようです。
実際、8月12日の振り返りでは、「休んでいても8月の売上が気になってしまう」という気持ちが自分の中にありました。休みなのに、頭の中では数字を追ってしまう感覚です。
これは経営者としては自然なことだと思う一方で、短期的な数字を毎日追いすぎると、判断まで短期的になってしまうという怖さもあります。
一時的な数字だけで未来を決めつけない
8月15日に現場へ戻ってみると、売上はまた動き始めていました。
「もう完全に大丈夫」と言えるほど確信があるわけではありません。ここで、「売上が回復した」と断定するのは、まだ早いと思っています。
ただ、数日間の数字が弱かったからといって、その状態がずっと続くわけではないということは、あらためて感じました。
一時的な変動に振り回されて焦って判断するより、少し引いて数字を見た方が、正しい判断につながることが多い気がしています。
未来につながる仕事として、求人LPを一つ前へ進めた
8月14日から続く求人づくり
前日の8月14日には、リジョブ、Hot Pepper Beauty Work、そしてルコール専用の求人LPを進めていました。
「LP」はランディングページの略で、一つのテーマだけを深く伝えるための1ページ完結型の紹介ページのことです。
8月15日も、その流れの中で、求人LPの制作を続けました。
想定以上に作業を進められた
この日は、求人LP内の具体的な制作・修正を、一か所以上前へ進めることができました。
朝の時点では、「今日はここまでできれば十分」と思っていた作業が、実際にはもう一歩先まで進みました。
細かい制作の話は書きませんが、内容としては、ルコールでどんな働き方ができるのか、どんな美容師さんに来てほしいのか、実際の店の空気感をどう伝えるか、といった部分を整理していく作業です。
「今日はこれだけは進める」と決めていた一つに、集中して手を動かせたことが、この日の一番の収穫でした。
一日で完成させなくてもいい
求人LPには、たくさんの要素があります。
・ターゲットの絞り込み
・伝える文章
・使う写真
・デザインとレイアウト
・スタッフさんの実際の姿という証拠
・応募につながる導線
これを全部、一日で完成させるのは現実的ではありません。というより、一日で無理にまとめようとすると、内容が薄くなってしまう気がしています。
大きな仕事ほど、一日で終わらせようとしない。今日できる一か所を完成させる。その積み重ねで十分前に進めると感じました。
【自店に置き換えて考える:今日の最重要事項】
・今日、自分にしかできない仕事は何でしょうか?
・全部ではなく、一つだけ選ぶとしたら何でしょうか?
・その仕事は未来のお店につながっていますか?
私も、毎朝この問いを自分へ向けているところです。
経営ログも「一日一歩」の仕事になってきた
その日の出来事を残す習慣
8月15日は、この経営ログの更新も行いました。
経営ログでは、売上が良かった日、うまくいかなかった日、スタッフさんとの出来事、何もしなかった休日、採用について考えた日など、いろいろな一日を残しています。
単なる日記というより、自分が何を考え、何に迷い、どう判断したかを残しておく仕事のような位置づけになっています。
振り返ることで、前後の出来事がつながる
今回の休み中も、日ごとに違うテーマがありました。
・8月11日:仕事を大きく進めない一日
・8月12日:PCを開かず家族とゆっくり過ごしつつ、売上への不安も感じた日
・8月13日:悪天候の中でのスタッフさんへの気遣いと、緊急時ルールを考えた日
・8月14日:夏休みの最終日、求人と採用準備を進めた日
こうして書き残しておくと、あとから読み返したときに、「あの日の悩みが、この日の判断につながっていた」と分かるようになります。
一本の記事だけでは見えないものが、続けて読むと少しずつ形になっていく感覚です。
毎日すべてを進めなくても、経営は止まらない
経営者の仕事は終わらない
経営を続けていて、あらためて感じることがあります。
それは、経営者の仕事は「終わり」がないということです。
求人を整えても、その次には採用があります。採用したら、教育があります。教育の次には、売上を作る場面が待っています。売上ができれば、財務や再投資の判断があります。
常に次の課題が出てくる仕事なので、「今日で全部終わる」ということは、たぶん一生ありません。
だから「今日何をやるか」を決める
だからこそ、私は毎朝、次のような問いを自分に向けるようにしています。
・今日は何が一番重要か
・自分にしかできない仕事は何か
・未来のお店につながる仕事は何か
ここで選んだ一つを、その日きちんと進める。残りは、翌日以降でよい、と考えるようにしています。
これは以前、家族旅行から仕事へ戻ったときに、「今日、自分しかできない最優先の仕事は何か」を考える習慣が芽生えたことから続いている考え方です。
小さな前進を積み上げる
そう考えると、その日の見え方が少し変わります。
「今日はこれしかできなかった」ではなく、「今日はこれを一つ前へ進めた」と考える方が、今の私には合っている気がします。
一日一つでも、それが1か月続けば30の前進です。半年続けば、店の状態はかなり変わっているはずです。
大きな一歩を狙って動けなくなるより、小さな一歩を毎日止めない方が、結果的に遠くまで進めるのではないかと感じています。
【自店に置き換えて考える:小さな前進】
・大きな仕事を一日で完成させようとしていませんか?
・今日一か所だけ進めるならどこでしょうか?
・昨日より一つ前へ進んだことは何でしょうか?
私自身も、毎日の中で自分へ問いかけている内容です。



一日に一つだけでは、会社の成長が遅くなりませんか?



日常業務を一つしかしない、という意味ではありません。
営業やお客様対応は当然行いながら、未来のお店を作る仕事を最低一つは進めるという考え方です。
それを毎日続ければ、一か月後にはかなり違う状態になっていると思っています。
休み明けの目標は「100点」ではなく「通常運転」
生活リズムが戻れば十分
今回の8月15日の目標は、正直なところ「100点の一日」ではありませんでした。
目指したのは、いつもの時間に起きて、いつもの朝食を食べて、筋トレをして、家族の生活を整えて、仕事へ行き、現場に立つ、というだけのことです。
その中で、求人LPの一か所と、経営ログを一本、進められれば十分だと考えていました。
焦らず続けられる状態を作る
一日だけ120%で働いて、翌日にぐったりしてしまうより、普段の状態を長く続けられる方が、経営にとってはずっと大切だと感じています。
これは、今の私が心から実感していることです。
休み明けの一日で全部を取り返す必要はありません。普段の自分へ戻り、明日も同じように続けられる状態を作ることの方が大切だと思っています。
未来の自分への経営メモ
【未来の自分への経営メモ】
・休み明けに仕事を詰め込みすぎない
・まず生活リズムを戻す
・朝のルーティンから通常運転へ戻る
・休んだ罪悪感で仕事を選ばない
・今日の最重要事項を決める
・自分にしかできない仕事を一つ進める
・大きな仕事は一日で完成させなくてよい
・求人LPも一か所ずつ進める
・一時的な売上の上下だけで焦らない
・数字は継続して見る
・「できなかったこと」より「前へ進めたこと」を見る
・経営ログで日々の変化を残す
・100点の一日より、続けられる通常運転を作る
今日の自分へ、そして数か月後の自分へ、この経営メモを残しておきます。
4連休明けだからといって、休んだ分を全部取り返す必要はありませんでした。いつもの朝へ戻り、現場へ戻り、未来につながる仕事を一つ進める。そんな普通の一日を積み重ねることが、結局一番遠くまで進める方法なのかもしれません。



毎日大きな成果を出さなくても、本当に前へ進んでいると言えるのでしょうか?



私はそう考えるようにしています。
求人LPを一か所直すだけでも、経営ログを一本残すだけでも、昨日より未来のお店に近づいています。
大きな一歩をたまに踏み出すより、小さな一歩を止めないことを今は大切にしたいです。



休んだ後だからこそ、いきなり走り出さず、いつものペースへ戻す。
その中で一つ前へ進めれば十分なのかもしれませんね。
