トラ吉経営ログって、仕事をした日や大きな意思決定があった日だけを書けばよいのでしょうか?
特に何も進めなかった日は、記事にする意味がない気もするのですが?



私も、経営ログを書くなら何か学びになる仕事をしなければいけないような感覚がありました。
でも8月11日は、仕事を大きく進めた日ではありません。
それでも、こういう日も残しておいた方が未来の自分には意味があると思いました。



経営者も毎日ずっと意思決定しているわけではありません。
仕事から少し離れた日の過ごし方も、その人の経営人生の一部なのかもしれませんね。
2026年8月6日から10日までは、労務、給与、勤務時間、雇用環境、求人と、毎日のように濃いテーマを続けて考えていました。頭の中は、どのテーマもある程度形が見えてきたところで一度落ち着いた状態です。
その反動、と断定はできませんが、8月11日は仕事を進めることが中心の一日ではありませんでした。昼から上野でお酒を飲み、台風が近づく空を見上げながら、そのあとの動き方をゆっくり考えていました。
最終的には、家族が向かった宇都宮の妻の実家へ私も移動することになりました。ただ、途中で以前から気になっていたサウナ「南大門」へ一泊し、翌朝そこから実家へ合流する流れになりました。大きな経営判断は、この日は一つもしていません。
経営ログに残したいのは、売上を作った日や大きな意思決定だけではありません。仕事をしなかった日も含めて残すことで、自分がどんなペースで経営していたのかまで振り返れる記録になると思っています。
ここ5日ほど、ずっと経営のことを考えていた
8月11日の記事を書く前に、少しだけ前の週の話をさせてください。この一日の意味を、私自身が実感できるようになったのは、直前の5日間との対比があってこそだと思っています。
労務から求人まで、一気に考えることが増えた
8月6日から10日までの5日間は、こんなテーマを毎日一つずつ整理していました。
- 労務制度を、そもそも何のために作るのか
- 勤務時間や給与、年間人件費の設計
- 「スタッフさんが安心して働ける会社」の言語化
- 自分のお客様をスタッフさんへ任せる小さな一歩
- 9月1日の求人開始へ向けたターゲットの言語化
並べてみると、たった5日間なのに、それぞれが単独で1週間は考え込みそうなテーマばかりです。頭の中は、常にどれか一つが動いているような感覚でした。
一つ決めると、次に考えることが出てくる
やっかいなのは、一つ決めても、そこから次に考えるべきことが必ず生まれてくることです。労務を整えれば給与の話が必要になり、給与を触れば人件費の話になり、雇用環境を考えれば求人の話につながる。
さらに求人ターゲットを絞れば、「本当にそう働けている」ことをどう見せるかという新しい問いが出てきます。切りの良いゴールがないので、走り続けるとどこかで頭が飽和します。
一つの問題を解決すると、次に考えるべきことが見えてくる。その繰り返しが経営なのかもしれません。
8月11日は、上野で昼から飲んでいた
そんな5日間の後にやってきたのが、8月11日でした。この日は上野へ行き、昼からお酒を飲んで過ごしました。
経営の話をしない時間もある
この日は、大きな仕事を進める予定を組んでいませんでした。誰かと経営の話を詰めるための時間でもなく、資料を作る時間でもありません。ただ、仕事から少し離れた時間として一日を使いました。
もちろん、頭の片隅に労務や求人のことがまったく浮かばなかったとは言い切れません。ただ、無理に何かを進めようとはしなかった一日でした。
経営ログには、こういう日も残したい
正直、書き始めるまで「上野で昼飲みしていた日」を経営ログに残していいのだろうか、と少し迷いました。学びや成功が書かれていないと、記事として弱く感じてしまうからです。
ただ、実際の経営者の毎日は、意思決定と成果ばかりが並んでいるわけではありません。飲む日も、旅行する日も、何もしない日もある。その日の気分や生活まで含めて残しておくことで、未来の自分が当時を思い出せるのだと思います。



でも、経営ブログに昼飲みした話を書いても、読者の役には立たないのではないでしょうか?



直接的な経営ノウハウではないと思います。
ただ私は、このブログを成功事例だけを並べる場所にはしたくありません。
経営している人間が、そのとき何を考え、どう過ごしていたのかまで残すことに意味があると思っています。
台風が近づき、その後の予定を考え直した
ゆっくり過ごしているうちに、台風が近づいているという状況が気になり始めました。予定通りに動くべきか、少し動きを変えるべきか、頭の中で考えていました。
予定通りにいかないこともある
家族はこの日、宇都宮にある妻の実家へ向かう流れでした。私自身も、そこへ合流するかを考える必要がありました。天候や移動手段、家族の予定を考えると、最初から完璧に決まったスケジュールというわけではありません。
結果的には宇都宮へ向かうことを決めましたが、そこまでの間、予定は状況に合わせて動かすものだと改めて感じていました。
その場で決めればよいことまで、先に決めすぎない
台風のように自分ではコントロールできないものは、事前にどれだけ考えても完全には備えられません。そのときの情報で判断するしかない、という当たり前のことをあらためて感じた時間でした。
これを仕事の意思決定にまで無理につなげたいわけではありません。ただ、日常のちょっとした予定変更でも、その場で決めればよいことがあると感じました。
宇都宮へ移動して、南大門に泊まることにした
台風の様子や家族の予定を考えたうえで、私も宇都宮へ移動することに決めました。ただ、まっすぐ実家へ行くのではなく、途中で一泊することにしました。
せっかくなら、自分が行きたい場所にも行く
以前から、宇都宮にある「南大門」というサウナ・温浴施設に行ってみたいという気持ちがありました。せっかく宇都宮方面へ動くのだから、そのまま南大門に泊まってしまおう、という流れになりました。
大げさな話ではありませんが、こういう「ついでに自分が行きたい場所へ寄っておく」時間は、意識して作らないと後回しになりがちだと感じました。
仕事から離れる時間に、理由を付けすぎない
サウナへ行くと、正直、気分は良くなります。ただ、それをもって「サウナに行ったから経営判断が良くなる」と書いてしまうのは、少し違う気がしました。
行きたい場所へ行き、飲んで、風呂に入って、寝る。その時間そのものにも、経営とは別の意味があると考えるくらいがちょうどよいのだと思います。翌朝は、南大門でサウナとお風呂に入り、そのあと妻の実家へ合流する予定でした。
以前は、休みの日にも頭が休まらなかった
この日を過ごしながら思い出したのは、少し前の休みの日のことでした。
8月4日の休日を振り返る
8月4日は休日だったにもかかわらず、頭がなかなか休まらないと感じていました。スタッフさんからの連絡、お客様の対応、制度の判断、サイトづくり。そういった細かい判断が、休みの日にも頭の中で回り続けていたからです。
そのときは、「休むと決めたはずなのに休めない」感覚が残りました。休日の使い方も含めて、経営者としてはまだ途中だと感じたことを覚えています。
仕事をしていない時間を作ることも練習なのかもしれない
今回の8月11日について、頭を完全に空にできたかというと、そう言い切ることはできません。台風のことも考えていましたし、翌日以降のことも少しは頭にありました。
ただ、「今日は何かを進めなければ」と自分に言い聞かせなかったという点では、8月4日と少し違う一日でした。
仕事を休むことより、「今日は何も進めなくてもいい」と自分で認めることの方が、私には難しいのかもしれません。



経営者だと、休んでいる間にも仕事が止まっているようで不安になりませんか?



私は今でも、その感覚があります。
やろうと思えば仕事はいくらでもあります。
だからこそ、すべてを今日やらなければいけないわけではないと考える時間も必要なのだと思っています。
【経営者自身の働き方を振り返る】
- 休みの日まで、仕事を進めようとしていませんか?
- 何もしなかった日に、罪悪感を持ってしまっていないでしょうか?
- 仕事から離れる時間を、予定として取れているでしょうか?
- 経営の数字だけでなく、自分自身の状態も記録できているでしょうか?
仕事をしなかった日も残すと、経営ログがもっとリアルになる
ここまで書きながら、あらためて経営ログに何を残すべきかを考えていました。
成功した日だけでは、当時の自分の半分しか残らない
売上が伸びた日、良い意思決定ができた日、スタッフさんとの関係で手応えを感じた日。こういう日だけを並べれば、きれいな経営記録にはなります。ただ、それはあくまで「良かった側」の記録です。
実際の私には、迷った日、疲れた日、昼から飲んで過ごした日、家族と過ごした日もあります。その全部が当時の自分の一部で、どれかを消してしまうと、後で振り返ったときに残る自分の姿もどこかいびつになってしまう気がしています。
経営ログは、未来の自分へ残す記録でもある
このブログの目的は、SEOだけではありません。自分自身の学びと記録という側面が、私にとっては同じくらい大きいものです。
将来読み返したときに、そのときどんなペースで働き、何を考え、休みの日はどう過ごしていたか。そこまで思い出せる記録になっていた方が、未来の自分にとっては役に立つはずです。もし同じような美容室オーナーさんが「自分だけではなかった」と感じてくれる部分があれば、それは付加的な価値だと思っています。
毎日成長しているように見せるより、仕事をした日も、しなかった日も、そのまま残す方が、未来の自分にとって役に立つ経営ログになると思っています。
未来の自分への経営メモ
最後に、8月11日という日を通して感じたことを、未来の自分のためにまとめておきます。
【未来の自分への経営メモ】
- 毎日大きな意思決定をする必要はない
- 仕事を進めなかった日も、記録として残しておく
- 休みの日にまで、成果や学びを求めすぎない
- 予定は、状況に合わせて動かしてよい
- 自分ではコントロールできないこともある
- 行きたい場所へ行く時間も、意識して作る
- 経営ログを、成功事例だけの場所にしない
- 迷い、疲れ、休日も含めて残しておく
- 未来の自分が、当時の生活まで思い出せる記録にする
- また仕事をする日は、その日にきちんと集中する
経営者だからといって、365日ずっと仕事を前へ進め続ける必要はないと思います。仕事をした日も、家族と過ごした日も、昼から飲んだ日も、その全部を含めて今の自分です。そんな日まで残しておける経営ログにしていきたいと思います。



何も仕事を進めなかった日でも、本当に経営ログに残していいのでしょうか?



私は残しておきたいと思っています。
未来の自分が知りたいのは、売上や意思決定だけではなく、その頃の自分がどんな毎日を過ごしていたかだと思うからです。



仕事をした日も、休んだ日も、全部つながって一つの経営人生になりますね。
きれいに見せすぎない記録だからこそ、後から読み返す価値もありそうです。
