トラ吉覚さんは、神社へ通うようになってから売上が上がったんですか?
やっぱり、運気のようなものも経営には必要なのでしょうか?



神社へ行った直後に、売上が上がったわけではないよ。
私を変えたのは神社そのものではなく、神社へ行くために生まれた「朝の2時間半」だったんだ。
その時間が、少しずつ仕事の習慣を変えてくれたんだよ。
毎月1日の朝、私は地元の氏神様である二宮神社へ参拝し、そのあとにお墓参りへ行っています。
この習慣を始めてから、約7年が経ちました。
今では毎月の節目として当たり前になっていますが、最初から立派な目的があったわけではありません。
始めた当時の私は、美容室を独立して間もなく、思うように売上をつくれていませんでした。
技術には自信があっても、お客様が思ったように増えない。
毎日働いているのに、経営が良くなっている実感もない。
何を変えればよいのかも、よく分かっていませんでした。
正直に言えば、最初の神社参拝は、かなり神頼みに近い気持ちだったと思います。
しかし、2026年8月1日の朝、これまでのことを振り返っていて気づきました。
私の仕事や生活を変えてくれたのは、参拝によって急に運が良くなったからではありません。
神社へ行くために早く起きたことで、自分の未来に使える時間が生まれたからです。
以前の私は、営業が始まる直前まで寝ていました
当時の私は、朝8時30分頃に起きていました。
急いで準備をして、8時45分頃に家を出ます。
お店に到着するのは、9時10分頃です。
そこから開店準備をして、すぐに営業が始まります。
朝からお客様を担当し、営業が終われば疲れて帰宅する。
ブログやSNSでお店の情報を発信した方がよいことは、頭では分かっていました。
しかし、営業後に取り組もうとしても、なかなか続きません。
「今日は疲れたから、明日やろう」
「時間がある日に、まとめてやろう」
そう考えているうちに、何日も何週間も過ぎていました。



営業が終わってから発信しようとしても、疲れてできないんです。
でも、朝もギリギリまで寝てしまいます。



私も同じだったよ。
時間がなかったというより、未来のために使う時間を先に確保していなかったんだ。
空いた時間でやろうとすると、どうしても後回しになるんだよね。
朝6時に起きたら、自由に使える2時間半が生まれた
毎月1日に神社へ行こうと決めた私は、ある朝、6時に起きました。
いつも起きていた8時30分より、2時間半早い時間です。
参拝とお墓参りを終えても、営業が始まるまでには時間が残っていました。
そこで私は、その時間を使ってブログを書いたり、SNSの投稿を作ったりしました。
それまで「忙しくてできない」と思っていたことが、朝の時間なら進められたのです。
もちろん、1回ブログを書いたからといって、翌日から予約が急増したわけではありません。
神社へ行った直後に、売上が大きく上がったわけでもありません。
しかし、私の中には小さな変化が生まれました。
朝の時間を使えば、営業以外の仕事も進められる。
自分の時間の使い方は、自分で変えられる。
そのことに気づけたのです。
売上を直接変えたのは、1回の参拝ではなく、早く起きて行動する日を積み重ねたことでした。
経営者は「目の前の仕事」だけで一日が終わりやすい
美容師としてお客様を担当する仕事は、とても大切です。
目の前のお客様に集中し、満足していただける技術やサービスを提供することが、美容室経営の土台になります。
一方で、経営者には、施術以外にもやらなければならない仕事があります。
新しいお客様にお店を知ってもらうための発信。
数字の確認。
今後の方向性を考える時間。
スタッフさんが働きやすい環境づくり。
予約や教育、採用、仕組みの見直し。
こうした仕事は、今日すぐに取り組まなくても、営業自体はできてしまいます。
そのため、つい後回しになりやすいのです。
しかし、目の前のお客様を担当することだけで毎日が終わってしまえば、半年後や1年後も経営状況は変わりません。
経営者には、今日の売上をつくる時間と、未来の売上をつくる時間の両方が必要です。



施術は今日の売上をつくる仕事です。
ブログや仕組みづくりは、未来の売上をつくる仕事なのですね。



そうなんだ。
未来の仕事は、時間が余ったらやるのではなく、先に時間を確保する必要がある。
私の場合、そのきっかけが月初の神社参拝だったんだよ。
成果が出ない時期にも、習慣は少しずつ積み上がっていた
早起きを始めても、すぐに目に見える成果が出たわけではありません。
ブログを書いても、最初から多くの人に読まれるわけではありません。
SNSへ投稿しても、すぐに予約へつながるとは限りません。
成果が見えない期間は、「こんなことを続けて意味があるのだろうか」と不安になります。
私も、何度もそう感じました。
それでも、朝の時間を意識するようになったことで、以前よりも行動できる量が増えていきました。
発信する回数が増える。
お店について考える時間が増える。
自分の行動を振り返る回数が増える。
一つひとつは小さな変化です。
しかし、その小さな行動が何年も積み重なると、大きな差になります。
成功する習慣は、成果が出てから身につくものではありません。
成果が見えない時期にも続けた行動が、あとから成果をつくってくれるのだと思います。
2026年8月、経営日記を「記録」から「資産」に変える
2026年8月1日は、もう一つ大きな手応えを感じた日でした。
私は最近、毎朝、前日の出来事を経営日記として残しています。
スタッフさんとのやり取り。
予約や売上について考えたこと。
うまくいかなかった判断。
迷ったことや反省したこと。
以前は、日記を書いて振り返るだけでも十分に意味があると思っていました。
しかし、日記の中には、過去の私と同じように悩んでいる美容師さんや美容室オーナーさんに役立つ内容がたくさんあります。
そこで8月からは、経営日記をブログ記事へ変え、未来へ残していくことにしました。
数か月前に作っていた自動化の仕組みも見直し、次の流れを整えています。
経営日記を書く
↓
出来事と判断を振り返る
↓
同じ悩みを持つ人へ伝わる記事にする
↓
WordPressへ下書き保存する
↓
自分で確認して公開する
日記は、自分の中に残しているだけでは個人的な記録です。
しかし、失敗や学びを整理して発信すれば、誰かの判断を助ける情報になります。
8月の合言葉は、「書いたら終わりではなく、資産になったら終わり」です。
忙しい美容室オーナーさんが、明日から始められること
私の場合は、朝6時に起きることで2時間半をつくれました。
しかし、最初から2時間半を確保する必要はありません。
まずは、普段より30分早く起きるだけでもよいと思います。
最初にやる仕事を一つだけ決めておく
朝起きてから何をするか考えると、それだけで時間を使ってしまいます。
前日のうちに、朝一番に行う仕事を決めておきます。
ブログの見出しを一つ書く。
SNS投稿を一つ作る。
昨日の数字を確認する。
スタッフさんとの面談内容を整理する。
一つだけでも構いません。
すぐに成果を求めすぎない
朝活を1週間続けても、売上が変わらないことはあります。
ブログを数記事書いても、反応がないこともあります。
しかし、成果が出ないからといって、行動に意味がないわけではありません。
まずは「未来の仕事に使う時間を確保できた」という事実を、自分の成長として考えます。
続けるためのきっかけを決める
私にとっては、毎月1日の神社参拝が、生活を整えるきっかけになりました。
人によっては、毎週月曜日の朝でもよいと思います。
月初に数字を確認する日でも構いません。
大切なのは、気分に任せるのではなく、行動を始める合図を決めることです。
まとめ|人生を変えるのは、大きな出来事より小さな習慣
売上が上がらずに悩んでいた頃、私は神頼みのような気持ちで月初の参拝を始めました。
参拝しただけで、経営が急に良くなったわけではありません。
しかし、朝6時に起きたことで、それまで持っていなかった2時間半が生まれました。
その時間でブログを書き、SNSを作り、お店の未来について考えるようになりました。
振り返ってみると、私を変えたのは特別な出来事ではありません。
早く起きて、未来のための仕事を少しずつ続けたことです。
今後は、毎日の経営日記も、書いて終わりにはしません。
過去の失敗や迷いを記事にして、未来の自分と、過去の私と同じように悩んでいる方へ残していきます。
未来の自分へ。
忙しくなった時ほど、未来のために使う朝の時間を削らないこと。
目の前の仕事だけではなく、半年後や1年後のお店をつくる仕事も、少しずつ続けていこうと思います。



神社へ行ったから、急に経営が良くなったわけではなかったんですね。
でも、早起きを始める大切なきっかけになったんですね。



小さな行動でも、何年も積み重なると大きな差になります。
経営日記をブログに変えることも、未来の資産づくりの一つですね。



そうだね。
人生を変えるのは、一度の大きな行動より、毎日続けられる小さな習慣なのだと思う。
8月も、書いた記録を一つずつ資産に変えていくよ。


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