トラ吉覚さん、仕組み化って、できるだけ全部を自動化した方がいいんですよね?
手作業が残っていると、まだ完成していないように感じます。



私も、最初はそう思っていたよ。
でも、仕組み化で大切なのは、全部を自動化することではなく、無理なく続けられる形にすることだったんだ。
完璧を目指しすぎると、仕組みを作ること自体が目的になってしまうんだよね。
2026年8月2日は、前日に書いた経営日記をブログ記事にして、Claude CodeからWordPressへ下書き保存する流れを確認しました。
Claude Codeとは、パソコンの中にあるファイルを読み込み、文章作成やプログラムの修正を手伝ってくれるAIの道具です。
私は、毎朝書いている経営日記を、同じように美容室経営で悩んでいる方へ届けられる記事に変えたいと考えています。
そのため、次の流れをできるだけ簡単にしようとしていました。
経営日記を書く。
ブログ記事に整える。
Claude Codeへ貼り付ける。
WordPressへ下書き保存する。
自分で確認して公開する。
記事の下書き保存までは、無事に自動で進められました。
しかし、WordPressで記事をリライトしようとすると、通常の文章だけブロックエディターから編集できない問題が発生しました。
吹き出しやH2・H3の見出しは編集できます。
ところが、通常の段落をクリックするとエラーが表示され、文章へカーソルを入れられませんでした。
ここから私は、何度も設定を直そうとしました。
しかし、修正しても思ったようには動きません。
この作業を通して、仕組み化に対する自分の考え方を見直すことになりました。
すべてを自動化しようとして、かえって時間を使っていました
自動化は、本来、仕事にかかる時間や負担を減らすためのものです。
ところが私は、段落も吹き出しも見出しも、すべてWordPress上で完璧に編集できる状態を目指していました。
設定を変えて、テスト記事を作る。
WordPressで確認する。
うまくいかなければ、また設定を直す。
この作業を何度も繰り返しました。
気づけば、ブログ記事を書くための仕組みを作っているのに、記事を書く時間よりも、仕組みを直す時間の方が長くなっていました。
仕組みを作ることが目的になり、本来届けたかった記事が後回しになっていたのです。



自動化が完成すれば、あとで楽になると思ってしまいます。
どこまでやれば完成なのか、判断が難しいです。



その気持ちはよく分かるよ。
だからこそ、作り始める前に「何ができれば完成とするか」を決める必要があるんだ。
終わりを決めないと、どこまでも直し続けてしまうからね。
自動化する部分と、人が行う部分を分けました
最終的に私は、すべてを自動化することをやめました。
今後は、次のように役割を分けることにしました。
自動化する部分
経営日記を読みやすいブログ記事へ整える。
記事タイトル、スラッグ、抜粋、カテゴリー、タグを決める。
吹き出し、H2、H3、太字、赤文字、アンダーラインを設定する。
WordPressへ下書き保存する。
自分で行う部分
記事全体を読み、事実と違う部分がないか確認する。
自分の言葉として違和感がある部分を修正する。
通常の段落を直す場合は、コードエディターから文章を変更する。
最後に公開するかどうかを判断する。
繰り返し行う作業は自動化し、最終的な判断や細かな修正は人が行う。
この形なら、完全自動ではありません。
しかし、以前よりもかなり短い時間で、経営日記をブログ記事として残せます。
完璧ではなくても、毎朝続けられる可能性は高くなりました。



全部を自動化できなくても、作業全体の負担が減っていれば仕組み化としては成功なのですね。



そうなんだ。
仕組み化の目的は、手作業をゼロにすることではなく、迷いや負担を減らして続けられるようにすることだと思う。
営業でも、掛け持ちを仕組みとして試しました
この日は営業でも、複数のお客様を同時に担当する掛け持ちの形を実践しました。
掛け持ち営業は、ただ予約を重ねればよいわけではありません。
準備が不足していると、お客様をお待たせしたり、説明が足りなくなったりする可能性があります。
そこで、予約の流れ、薬剤の準備、スタッフさんとの役割分担を意識しました。
結果として、掛け持ちで担当したお客様から次回予約をいただき、新規のお客様からも次回予約をいただくことができました。
もちろん、1回うまくいっただけで完成した仕組みとは言えません。
それでも、事前準備や役割分担を整えれば、お客様の満足度を落とさずに対応できる可能性を感じました。
大切なのは、うまくいった結果だけではなく、何がうまくいった理由なのかを残すことです。
今後は、次の項目を整理していきます。
予約を重ねてもよい時間帯。
施術前に準備しておく薬剤や道具。
スタッフさんへお願いする内容。
お客様へ声をかけるタイミング。
お待たせしている時間の確認方法。
これらを整理すれば、今回の成功を偶然で終わらせず、再現できる形に近づけられます。
スタッフさんへの伝え方も、一度に完璧を求めない
仕組み化の考え方は、スタッフさんとの関わりにも共通します。
経営者として働いていると、気になる改善点がいくつも見えることがあります。
薬剤や道具を戻す場所。
片付けるタイミング。
お客様への説明。
予約の取り方。
数字の管理。
気になることを見つけると、私は一度に全部伝えたくなることがあります。
しかし、伝える側が正しいと思っていても、受け取るスタッフさんにとっては負担になる可能性があります。
一度に多くの改善を求められると、「自分はできていない」と感じてしまうこともあります。
そのため最近は、改善してほしいことを細かく分け、一つずつ伝えるようにしています。
できている部分も伝える。
なぜその改善が必要なのかも説明する。
一度伝えたあと、行動が変わったかを確認する。
正しいことを一度にすべて伝えるより、相手が前向きに行動できる量で伝える方が、結果的に改善へつながります。
仕組みも、人の成長も、一度で完成させようとしないことが大切なのだと思います。
続けられる仕組みかどうかを判断する3つの基準
今回の経験から、今後は仕組みを作るときに、次の3つを確認します。
1.作業時間が減っているか
仕組みを導入したあと、以前よりも作業時間が短くなっているか確認します。
仕組みの管理や修正に以前以上の時間がかかっているなら、方法を見直す必要があります。
2.判断に迷う回数が減っているか
毎回ゼロから考えなくてよい状態になっているかを確認します。
記事投稿の流れ、営業の準備、スタッフさんへの共有方法が決まっていれば、判断に使う時間が減ります。
3.同じ結果を再現できるか
自分だけではなく、別の日や別の人でも、同じ流れで実行できるかを確認します。
一度だけうまくいった方法ではなく、繰り返し使えることが仕組み化の大切な条件です。
完璧かどうかではなく、時間・迷い・再現性が改善されているかで判断します。
まとめ|完璧な仕組みより、毎日使える仕組みをつくる
8月2日は、ブログ投稿の自動化を進める中で、仕組み化の目的を見失いかけた一日でした。
すべてを自動化しようとして、修正に多くの時間を使いました。
しかし最終的には、自動化する部分と、自分で行う部分を分けることにしました。
吹き出しや見出し、装飾、下書き保存は自動で行う。
通常の文章を細かく直したいときは、コードエディターから修正する。
完全自動ではありません。
それでも、経営日記を記事として残す流れは、以前よりもかなり簡単になりました。
仕組み化の成功は、手作業がゼロになったかではなく、その仕組みを無理なく続けられるかで決まります。
営業の掛け持ちも、スタッフさんへの伝え方も同じです。
一度で完璧を目指さず、小さく試し、うまくいった部分を残しながら改善していきます。
未来の自分へ。
仕組みを直すことに夢中になり、本来進めたい仕事を止めないこと。
完璧ではなくても、今日から使えて、明日も続けられる仕組みを選んでいこうと思います。



仕組み化というと、手作業をすべてなくすことだと思っていました。
でも、続けられる形になっているかの方が大切なのですね。



時間が減り、判断に迷わず、同じ結果を再現できるか。
この3つで仕組みを確認すると、改善の方向が分かりやすくなりますね。



そうだね。
完璧な仕組みを一度で作るのではなく、毎日使いながら少しずつ育てていくことが大切だと思う。
これからも、経営日記を一つずつ未来の資産に変えていくよ。
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