美容室経営で判断に迷わなくなった理由|毎朝の経営日記を仕組みにして気づいたこと

2026年7月31日は、7月最後の営業日でした。

この日はスタッフ2人が休みだったため、久しぶりの一人営業です。

前日はスタッフとの面談が続き、頭も気持ちもかなり使いました。そのため、この日は無理に予定を詰め込まず、少しゆっくり仕事をする日にしました。

3名のお客様を担当し、売上は約3万9,000円。最後のお客様が終わったのは14時30分頃です。

その後に無理やり予約を開けることはせず、この日は早めに営業を終えました。

一見すると、特別な出来事がない1日に見えるかもしれません。

しかし、7月を振り返る中で、私にとって大きな変化に気づきました。

毎朝、経営日記を振り返り、その日に一番重要な仕事を決める習慣が、少しずつ身についてきたことです。

トラ吉

毎朝、日記を書くことが本当に経営につながるんですか?忙しいと、つい後回しになってしまいます。

タカシナ カク

私も以前は、日記は時間に余裕がある人が書くものだと思っていたよ。でも今は、経営の判断を整理するために必要な時間だと感じているんだ。

目次

7月最後の営業日は、あえてゆっくり働きました

美容室を経営していると、予約が空いている時間に不安を感じることがあります。

「もう一人予約を入れた方がいいのではないか」

「早く終わるのは、もったいないのではないか」

「経営者なのだから、もっと働くべきではないか」

以前の私であれば、そのように考えて、無理に仕事を増やしていたかもしれません。

しかし、前日の私はスタッフ2人とそれぞれ面談を行い、お店の方針や給与、働き方、今後の目標について話し合っていました。

面談は、話して終わりではありません。

相手の話を聞き、自分の伝え方を振り返り、今後の行動まで考える必要があります。体は動かしていなくても、頭と気持ちはかなり疲れます。

その状態でさらに予定を詰め込めば、判断が雑になったり、家に帰ってから何もできなくなったりする可能性があります。

そこで7月31日は、売上を最大にする日ではなく、自分の状態を整えながら働く日にしました。

早く営業を終えることが目的ではなく、翌月も安定して動ける状態を残すことが目的です。

トラ吉

予約を閉じると、売上を逃したような気持ちになりませんか?

タカシナ カク

もちろん少しは感じるよ。でも、目の前の数千円や数万円だけでなく、翌月も良い判断を続けられるかまで考えるのが経営者の仕事だと思っているよ。

毎朝の経営日記が、判断の迷いを減らしてくれました

最近の私は、朝の時間に前日の出来事を振り返り、その日に優先する仕事を整理しています。

ただ出来事を書くだけではありません。

前日の出来事を振り返る

まず、前日に起きたことを書き出します。

売上や予約状況だけではなく、スタッフとの会話、自分が感じた違和感、うまくいった対応、反省点なども残します。

その日のうちは正しいと思っていた対応でも、翌朝に読み返すと、「もう少し違う伝え方があったかもしれない」と気づくことがあります。

反対に、その場では不安だった判断が、振り返ってみると間違っていなかったと確認できる場合もあります。

今日、自分にしかできない仕事を決める

次に、その日にやる仕事の中から、最優先の仕事を一つ決めます。

美容室の経営には、細かな仕事がたくさんあります。

予約確認、施術、スタッフ対応、経理、広告、資料作成、取引先への返信など、考え始めると全部が重要に見えてきます。

しかし、全部を同じ優先順位で進めようとすると、一番大切な仕事が後回しになります。

そこで私は、「今日、自分にしかできない仕事は何か」を考えるようにしています。

忙しい仕事から始めるのではなく、お店の未来への影響が大きい仕事から始める。

この考え方を持つだけで、朝の迷いがかなり減りました。

うさ美

日記を書くことが目的ではなく、今日の判断につなげるところが大切なのですね。

タカシナ カク

そうなんだ。過去を反省するだけではなく、今日の行動を決めるところまでやって、初めて経営に役立つと感じているよ。

自分に都合のよい答えだけを求めない

私は、経営日記の振り返りや朝の計画を整理するときに、ChatGPTも活用しています。

自分の考えを文章にして伝えると、頭の中だけで考えていたときには見えなかったことが整理されます。

ただし、AIに相談すれば、必ず正しい判断ができるわけではありません。

特に注意しているのは、自分に都合のよい意見だけを求めないことです。

経営者は、最終的に自分で判断する立場です。

周りの人が強く反対しにくい場合もありますし、自分自身も知らないうちに、すでに決めた答えを正当化しようとすることがあります。

そのため私は、単純に「この考えでいいよね」と確認するだけではなく、次のような視点も入れるようにしています。

・この判断の良いところと悪いところは何か

・スタッフ側から見ると、どう感じるか

・私が見落としている可能性はないか

・反対意見を出すとしたら、どこか

肯定的な意見だけをもらうと、その場では安心します。

しかし、安心することと、良い経営判断をすることは同じではありません。

耳の痛い可能性も確認したうえで、自分で決めることが大切です。

トラ吉

自分の考えを否定されるようで、少し怖くないですか?

タカシナ カク

怖いときもあるよ。でも、実際に問題が起きてから気づくより、行動する前に別の見方を知れた方がいい。最後に決めるのは自分だからね。

経営者に必要なのは、考える時間を仕組みにすること

一人で営業した7月31日は、普段より静かに一日を振り返ることができました。

3名のお客様を担当し、約3万9,000円の売上をつくり、14時30分頃に仕事を終えました。

数字だけを見れば、もっと予約を入れることもできたかもしれません。

しかし、その日の私は、前日の面談を整理し、7月を振り返り、8月に向けて考える時間が必要でした。

美容室経営では、施術をしている時間だけが仕事ではありません。

スタッフが働きやすい環境を考えること。

お客様に長く通ってもらえる仕組みを考えること。

数字を確認し、次に何へ力を入れるか決めること。

自分の体調や気持ちを整えること。

これらも、すべて経営の仕事です。

考える時間は、空いた時間に行うものではなく、先に確保する仕事です。

毎朝の日記と計画は、私にとって、その時間を確保するための仕組みになりつつあります。

8月は「日記を書いて終わり」にしない

7月に経営日記を続けたことで、振り返る習慣は少しずつ身についてきました。

8月は、もう一歩先へ進めたいと思っています。

今後は、次の流れを習慣にしていきます。

経営日記を書く

出来事と判断を振り返る

同じように悩む美容師さんへ伝わる記事にする

自分で確認してブログへ公開する

経営日記は、未来の自分へ残す記録です。

そして、失敗や迷いも含めて記事にすることで、同じように美容室経営で悩んでいる方の参考になる可能性があります。

きれいな成功談だけではなく、迷ったこと、失敗したこと、考えを変えたことも残していきたいと思います。

まとめ|良い経営判断は、毎日の小さな振り返りから生まれる

7月31日は、一人でゆっくり営業した一日でした。

しかし、その静かな一日があったからこそ、毎朝続けている経営日記と計画の効果に気づけました。

経営では、大きな決断だけが重要なのではありません。

昨日を振り返ること。

今日の最優先を決めること。

自分とは違う意見も確認すること。

疲れているときは、無理に予定を詰め込まないこと。

こうした小さな判断の積み重ねが、お店の未来につながるのだと思います。

未来の自分へ。

忙しくなったときほど、考える時間を削らないこと。日記を書くだけで終わらせず、次の行動まで決めること。

8月も、経営日記をお店づくりに活かしていきます。

トラ吉

日記は、過去を記録するだけではなく、今日の行動を決めるために使うんですね。

うさ美

そして、自分に都合のよい意見だけではなく、別の視点も確認することが大切でしたね!

タカシナ カク

そうだね。最後に決めて行動するのは自分だけど、判断する前にいろいろな角度から見る習慣は、これからも大切にしていきたいと思うよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次