トラ吉覚さん、二日酔いで朝のルーティンができなかった日って、無理にでも取り返した方がいいんでしょうか?
その後の仕事にも響きそうで不安になります。



私は取り返そうとしませんでした。
8月29は朝から二日酔いで、いつもの筋トレもできなかったんです。
その分を夜に倍やる、翌日追い込む、という発想にはしませんでした。



その日は土曜日の営業と、進めている求人LPの仕事もあったんですよね。
夜には、お母様の誕生日を祝う予定も入っていた一日です。
2026年8月29日は、朝から二日酔いでした。前日の8月28日にスタッフさんとのことでかなり精神的に削られて、その夜に5年前に出禁になったことのあるバーへ行った、その翌朝です。
いつも行っている朝のルーティンは、いつも通りにはできませんでした。筋トレも、この日は無理でした。ただ、それを「ルーティンを守れなかった自分はダメだ」と責め立てるつもりもありません。
体調が悪かったから、普段通りにできなかった。それだけの事実として置いておきます。そして仕事はいつも通り始まり、土曜日の営業と、進行中の求人LP制作を進めました。
8月29は、大きな経営判断があった日ではありません。二日酔いから始まり、土曜日の営業をして、求人LPでクライアントさんの希望とは別の配色案も出してみて、夜は母の誕生日を祝った。そんな普通の一日も、私にとってはひとつの経営ログです。
8月29の朝は、二日酔いから始まった
いつもの筋トレができなかった
朝、体が重くて、いつもの朝のルーティンをいつも通りにはこなせませんでした。筋トレも、この日は諦めました。頭も少しぼんやりしていて、無理をして動くよりも、まずは通常の生活へ戻すことを優先しました。
ここを「ルーティンを守れない自分はダメだ」と結論づけるつもりはありません。単純に、体調が悪かったから、普段通りにはできなかった、というだけのことです。
ルーティンが崩れても無理に取り返さない
最近の経営ログでは、何度か「調子が悪いときは無理に120%へ戻すのではなく、通常運転へ戻す」ということを考えてきました。8月29も同じで、朝できなかった筋トレを夜に倍やる、翌日に追い込む、という発想にはしませんでした。
この日にやるべき仕事を進めて、また普段の生活へ戻す。その程度でいいと考えました。一日ルーティンが崩れたからといって、その遅れをすぐ取り返そうとすると、余計に生活全体が崩れる気がしています。
体の変化は一日ではなく積み重ねで見る
最近は食事の管理を意識していて、筋トレも高めの負荷を使って続けています。自分自身では、以前より体つきが少し変わってきたように感じています。数字で測ったわけではないので、細かい話までは書きません。
大切なのは、一日筋トレができなかったことで焦るより、ここ数週間・数か月の積み重ねを見ることだと思います。良い結果が出るのは中長期であって、一日単位で自分の変化を判断しない、というのは最近の自分のテーマでもあります。
土曜日は比較的のんびりした営業だった
目の前のお客様を担当する
8月29は土曜日でした。営業は、かなり慌ただしい一日というより、比較的のんびりした日でした。具体的な客数や売上までは、この記事の中では書きません。
体調も万全ではなかったので、無理に新しいことを一気に進めようとはしませんでした。まずは目の前のお客様の担当を丁寧に、というスタンスでした。
空いた時間で求人LPを進める
そして空いた時間で進めていたのが、新しいクライアントさんからいただいている美容室の求人LP制作です。8月24日頃からヒアリングフォームでお店・働き方・採用したい人・求人で困っていることを確認し、8月27日頃にはワイヤーフレームやデザイン方向をかなり作り込みました。
8月29は、さらに実際のLPを本格的に組んでいく段階に入っていました。まだ完成でも納品でもありません。骨組みができて、細部と配色を詰めていく途中です。
クライアントさん希望の配色に、少し違和感があった
要望をそのまま使うのが一番早い
クライアントさんには「こういう色にしたい」という希望があります。依頼を受けて制作している以上、まずご本人の好みや希望を聞くことは大前提です。言われた色をそのまま使えば、話は一番早いです。
「希望通りにしました」と言えますし、こちらとしても余計な説明の手間が減ります。クライアントワークでは、要望通りに作る方が短期的にはずっと楽だとも感じます。
でも今回のターゲットには別案の方が合うと感じた
しかし、実際に色を組み合わせてみると、私自身は少し違和感がありました。色同士が少し喧嘩して見えたり、求人LPとして少しまとまりづらく感じたり、今回狙っている求職者さんには別の配色の方が伝わりやすいのではないか、と感じたのです。
これは「クライアントさんのセンスが悪い」という話ではありません。好みとしては十分に成立します。ただ、求人LPには「誰に何を伝えたいのか」という目的があります。オーナーさんの好きな色と、求職者さんに伝わりやすい色は、必ずしも同じとは限らない、ということです。
クライアントさんの要望を聞くことは大切です。でもLPの最終目的は、作った本人に気に入ってもらうことだけではありません。「誰に届けるためのページなのか」を基準に、必要なら別案を提案することも制作側の仕事だと思いました。



クライアントさんが「この色がいい」と言っているなら、その通りに作るのが一番親切ではないでしょうか?



最終的に決めるのはクライアントさんだと思っています。
ただ、求人LPなら本当に見てもらいたい相手は求職者さんです。
だから私は、希望を聞いたうえで「ターゲットから見ると、私はこう考えます」という案も出すようにしました。
否定するのではなく、プロトタイプを作って提案した
「その色は違う」だけで終わらせない
クライアントさんから「この色にしたい」と言われたときに、制作側が「その色は合わないです」だけで返せば、相手からすると「じゃあ何がいいの?」となってしまいます。「それは違うと思います」と言うだけでは、提案になりません。違うと思うなら、自分なりの代替案を相手が比較できる状態まで作ることが必要だと思いました。
そこで今回は、自分が考える配色を、実際のページに近い形で見られるプロトタイプとして作りました。否定するのではなく、代わりの案を見せるという進め方です。
自分の提案を見える形にする
口だけで「こちらの方がいいと思います」と伝えるのと、実際に画面で見比べられる形まで作って渡すのとでは、相手が判断できる材料の量が変わります。今回は後者を選びました。
フィードバックのときも、「この色の方がオシャレです」という話にはしませんでした。伝えたのは、「今回のLPの目的は求職者さんから応募してもらうこと」で、そのターゲットが見やすい・安心できる・自分に合いそうと感じてもらえる配色を提案したい、という考えです。
最終判断はクライアントさんへ
そのうえで、クライアントさんが好きな方向と、私がターゲットから考えて良いと思う方向を、両方見比べられる状態にして、双方の好みや考えを確認しました。そして最終判断はクライアントさんに委ねる形を取っています。
ここを「説得した」「こちらの案を採用させた」と書くつもりはありません。デザインには正解が一つではない部分もありますし、実際にお店を運営していくのはクライアントさんです。どちらを選ばれるかは、この記事を書いている時点では確定していません。
相手の希望と違う提案をするなら、「違うと思います」で終わらせず、自分ならどうするのかを見える形まで作る。それが制作を任せてもらっている側の責任だと思いました。
相手を尊重することと、何も提案しないことは違う
要望を聞き、プロとして意見も伝える
この考え方は、クライアントワークだけの話ではないように感じます。最近、スタッフさんとの関係でも、本人の考えを聞く、自主性を尊重する、でも店全体に関わる部分は基準を作る、ということを意識しています。
相手の話を聞き、希望を尊重する。ただし、自分がプロとして気になる部分があればきちんと伝える。「相手を尊重すること」と「自分の意見を言わないこと」は違うのだと、最近ようやく思えるようになってきました。
判断材料を出して相手に選んでもらう
大事なのは、意見をぶつけて終わりにするのではなく、相手が判断できる材料までそろえて渡すことだと思います。今回のLPで言えば、口頭で「別の色が良いと思います」と伝えるのではなく、実際に見比べられるプロトタイプまで用意した部分です。
そこまでやったうえで、最後に選ぶのは相手。この距離感が、今の自分には合っている気がします。
【自店に置き換えて考える】
◆クライアントワークとして
・相手の要望を、そのまま実行するだけになっていませんか?
・その要望は、本来の目的と合っていますか?
・違うと思うなら、代替案まで見える形で出せていますか?
◆ターゲットの視点として
・自分やクライアントさんが好きかどうかだけで判断していませんか?
・実際に見てほしい人は誰でしょうか?
・その人がどう感じるかを考えていますか?
◆提案する側として
・自分の案を押しつけていませんか?
・逆に、嫌われたくなくて何も提案しなくなっていませんか?
・理由と比較材料を出したうえで、最終判断は相手へ委ねていますか?



自分の案に自信があるなら、もっと強く「こちらにしましょう」と言った方がいいのではないですか?



私の考えはきちんと伝えたいです。
でもデザインには好みもありますし、そのお店を運営するのはクライアントさんです。
理由を説明して提案するところまでは私の仕事。そのうえで選ぶのは相手。今はそう考えています。
夜は母親の誕生日を祝った
いつもの海鮮居酒屋で
8月29の夜は、母親の誕生日を祝いました。場所は、家族で普段から利用している海鮮居酒屋です。店名や参加者、具体的な会話までは、ここでは書きません。確認できていない部分を作文したくないからです。
昼間まで仕事や求人LPの配色について考えていましたが、夜は家族の時間でした。母親の誕生日を祝う時間があった、その事実だけを、8月29の一日の出来事として残しておきたいと思います。
経営論にせず、その日の出来事として残す
ここを「親孝行も経営者の仕事」といった経営論に無理に変換したくはありません。仕事と家族の両立ができている、と自己評価するつもりもありません。この日はたまたま、夜に家族の予定が入っていた、というだけのことです。
ただ、こういう私生活の予定も、その日の自分を作っている一部だと思うので、経営ログの中に残しておきたいと感じました。
朝は二日酔い、夜は母の誕生日。こういう日も経営ログ
昨日の感情を抱えたまま、翌日は普通に来る
8月28は、スタッフさんとのことでかなり気持ちを持っていかれた一日でした。夜には5年前に出禁になったバーへも足を運びました。だからといって、翌29日の仕事が止まるわけではありません。お客様は来る。クライアントさんからの仕事もある。求人LPも進める。家族の予定もある。
昨日かなり気持ちを持っていかれたとしても、翌日になればまたお客様が来て、仕事があります。経営は毎日きれいにリセットされるわけではなく、こうやって続いていくものなのだと思います。
朝は二日酔いで筋トレができず、昼は土曜日の営業と求人LPの配色提案、夜は母親の誕生日。何か大きな経営判断があったわけではありませんが、私にとってはこれも経営者として生きている一日でした。
【未来の自分への経営メモ】
・一日ルーティンが崩れても焦らない
・できなかった分を無理に取り返さない
・結果は一日ではなく中長期で見る
・体調が悪い日は今日できることを進める
・クライアントさんの要望はまず聞く
・好みを否定しない
・ただし目的を忘れない
・LPはクライアントさん本人だけのために作るわけではない
・誰に届けるページなのかを見る
・プロとして違和感があれば伝える
・「違います」だけではなく代替案を出す
・できれば見える形で比較できるようにする
・理由を説明する
・自分の好みを正解として押しつけない
・最終判断はクライアントさんへ委ねる
・相手を尊重することと意見を言わないことを混同しない
・仕事だけで一日を埋めない
・家族の予定も大切にする
・昨日がどんな一日でも翌日はまた始まる
・普通の日も経営ログへ残す
8月29は、二日酔いでいつもの朝を過ごせないところから始まりました。それでも営業をして、求人LPではクライアントさんの希望を聞きながら、自分なりの提案もしました。そして夜は母親の誕生日。昨日の失敗も今日の仕事も家族との時間も全部つながって、今の自分の生活なのだと思います。



こういう普通の一日まで経営ログに残して、あとで役に立つのでしょうか?



私は残しておきたいです。
大きな経営判断だけだと、その時期に自分がどんな生活をしていたのかが抜けてしまいます。
朝は二日酔いで、昼は仕事をして、夜は母親の誕生日を祝った。そんな一日も、未来の自分には大事な記録になると思っています。



経営だけを切り取るのではなく、その経営をしていた本人の生活まで残すんですね。
日記として読むからこそ分かることもありそうです。